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JXTG、最終黒字400億円 今期 原油1バレル30ドル想定

JXTGホールディングスは20日、2021年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が400億円の黒字(前期は1879億円の赤字)になる見込みだと発表した。黒字転換はするものの、新型コロナウイルスの影響で資源安が継続し、厳しい経営環境が続く。生産体制の最適化などを通じキャッシュフローを確保し、戦略投資などに充当する。

売上高は前期比27%減の7兆3400億円、営業損益は1100億円の黒字(前期は1130億円の赤字)を見込む。年間配当は22円を据え置く。石油在庫などの評価額上昇により営業損益ベースで約1550億円の増益を見込むほか、石油・天然ガス開発で前期に計上した約900億円の減損の影響がなくなる。

一方、在庫評価の影響を除いたエネルギー事業の営業利益は前期比2.1倍の900億円にとどまり、19年3月期(3541億円)の約4分の1と厳しい収益環境が続く。

今期の原油想定レートは1バレル30ドルと前期実績の半分の水準とする。新型コロナによる外出自粛の影響を受け、「4月のガソリン販売量は(前年同期に比べ)20%減っている」(杉森務社長)。

金属事業の営業利益は4割減の290億円を見込む。銅価格下落が響くほか、スマートフォンの需要減で機能材料などの採算が悪化する。

新型コロナによる影響が20年10月ころまで続く想定だが、製油所の最適運営やコスト削減などを通じて、営業キャッシュフローは前期比3割増の6390億円を確保する計画だ。

同時に発表した20年3月期の連結決算は、売上高が10%減の10兆117億円、最終損益が1879億円の赤字(前の期は3223億円の黒字)だった。

23年3月期までの3年間の中期経営計画も発表した。3年間合計の営業利益(在庫影響除く)を9700億円とするほか、再生エネルギーやデジタル関連事業などに向けた戦略投資に8300億円を投じる。

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