高松市、給付金10万円のオンライン申請中止 不備多く
高松市は19日、国が一律で10万円を配る「特別定額給付金」のオンライン申請について、24日で受け付けを中止すると発表した。世帯主以外からの申請や誤入力など不備が多く、照合作業と確認に時間を要している。新型コロナウイルスで現場の職員は対応に追われており、25日以降は郵送での申請のみ受け付ける。
19日午前8時半までに7101件のオンライン申請があった。そのうち約2割を占める1日申請分の給付が19日に完了したばかり。給付が遅れた理由の一つが申請内容の不備だ。全体の約6割に簡易な誤入力があり、1割は申請が認められなかった。職員が住民基本台帳と照らし合わせ、必要に応じて申請者に確認する必要が生じていることから作業が滞っている。
郵送による申請は25日から受け付け、給付開始は29日を予定。あらかじめ世帯員の氏名などが印字してあることから、記入の不備は減少する見込み。申請方法を一本化し、二重申請の確認で遅れが生じることを防ぐ。

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