来れ、コロナ対策サポーター 徳島市が民間と連携推進
徳島市は19日、新型コロナウイルス対策で民間企業との連携を推進する「サポーターズ登録」事業を開始した。新型コロナ感染防止対策や、給付金や融資の申請支援といった様々なサービスを手掛ける民間企業を徳島市の「サポーター」として登録してもらい、市が一元的に情報発信する。

第1号として登録したのは税理士法人アクシス(徳島市)とスマホ周辺機器販売のミッド・インターナショナル(同)の2社。アクシスは雇用調整助成金や持続化給付金の申請の支援や代行を受ける。ミッド・インターナショナルは特別定額給付金のスマホによる申請の指南をする。ともに2021年3月末まで無料でサービスを提供する。
徳島市では今後、できるだけ多くの企業・個人にサポーター登録を促していく方針。提供してもらうサービスは原則、無料のものに限定する。市はホームページなどを通じてサポーターのサービス内容を紹介する。
同日、2社からサポーターとなる「宣言書」を受け取った徳島市の内藤佐和子市長は「行政と民間が協力すれば新型コロナ対策がスピード感をもって対応できるようになる。それぞれができることを持ち寄ってもらいたい」と、サポーターの広がりに期待を示した。