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小野薬品のオプジーボ、肺がん「第1選択薬」に

小野薬品工業は18日、がん免疫薬「オプジーボ」と「ヤーボイ」の併用療法が、肺がん治療で最初に投与できる「第1選択薬(ファーストライン)」として米食品医薬品局(FDA)から承認を得たと発表した。オプジーボは肺がん治療の現場ではこれまで他の薬が効かない場合などに使用されていた。世界的に患者数の多いがんの治療薬として選ばれる機会が増えそうだ。

提携企業である米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)が1月にFDAに承認申請し、優先審査の指定を受けていた。肺がん治療における第1選択薬としては現在は米メルクのがん免疫薬「キイトルーダ」が主流となっている。

肺がんの8割以上を占める非小細胞肺がんで、免疫細胞の働きを抑えるたんぱく質「PD-L1」の発現率が1%以上の成人患者が対象となる。臨床試験(治験)では、併用療法の3年生存率が33%と化学療法の22%に比べ優位性が確認できている。

肺がんの年間の新規患者数は世界で約210万人、米国でも23万人近い。国内では2019年12月に非小細胞肺がんを適応症とするオプジーボとヤーボイの併用療法で承認申請を行っている。20年内にも承認される見込みだ。オプジーボの売り上げ全体に占める肺がん治療は2割程度にとどまっている。

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