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テルモ、20年3月期営業益最高 カテーテル関連好調

テルモが18日発表した2020年3月期の連結決算(国際会計基準)は、営業利益が1106億円と前の期に比べて4%増え、過去最高を更新した。脳や心臓内の血管の治療に使うカテーテル(医療用細管)関連が好調だった。20年3月期の年間配当は28円。前の期から実質1円の増配(株式分割考慮後)となった。

売上高は6288億円と5%増えた。19年1月に米国で承認を受けた脳動脈向け治療器具の販売がけん引。カテーテルを扱う心臓血管事業は7%の増収となった。20年3月期の純利益は7%増の852億円だった。

中国での売上高は19年4~12月に13%増えたが新型コロナウイルスの影響により20年3月期通期でみると2%増にとどまった。佐藤慎次郎社長は「緊急性の低い症例の手術が延期されており、心臓血管事業への影響は大きい」と話す。

21年3月期の業績予想は未定としたが、主力の心臓血管事業は4月に3割強の減収、心臓血管を含む全部門でも1割強の減収だったという。特に米国、欧州などで販売に影響が出ている。

5月に入り一部で回復傾向も出ているというが地域や医療施設によって差が大きい。テルモは3月までに400億円の資金調達を済ませ、追加で600億円の融資枠を設定。「下期に回復基調になると見込むが、正常化が6カ月遅れるシナリオも念頭にどちらに転んでも対応できるようにする」(佐藤社長)考えだ。

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