消費低迷の比内地鶏で親子丼 セブンイレブン

2020/5/18 17:20
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セブン―イレブン・ジャパンは18日、新型コロナウイルスの感染拡大で消費が低迷する比内地鶏を使った親子丼などを東北6県の約1400店舗で19日から順次発売すると発表した。秋田県の補助を使い割安な価格に設定した。消費者が気軽に訪れるコンビニで高級食材の需要を創出する。

セブンイレブンが発売する親子丼など比内地鶏を使った商品を手に持つ関係者(18日、秋田県庁)

親子丼などセブンイレブンが発売する比内地鶏を使った商品

「比内地鶏肉!親子丼」(税抜き648円)を19日から、「厳選米おむすび 炭火焼き比内地鶏」(同140円)を6月2日から、「比内地鶏肉!炭火焼鳥丼」(同640円)を6月16日から販売する。

いずれも発売から約1カ月の期間限定販売で電子マネー「nanaco」のボーナスポイントを20~50ポイント付与し、消費者の購入を促す。通常半年間かかる商品開発を1カ月で実現したという。

18日の記者会見で秋田県比内地鶏ブランド認証推進協議会の佐藤博会長は「比内地鶏をこれまで食べたことのない消費者に広めてもらえる。コロナ収束後の新しい販路として道が開ける」と期待した。商品開発を助言した本家比内地鶏(秋田県大館市)の阿部一茂社長は「親子丼はボリュームがあり比内地鶏の肉の弾力を味わってもらえる」と太鼓判を押した。

首都圏の高級料亭や高級焼鳥店を中心に出荷される比内地鶏は宴会需要の蒸発で在庫が積み上がっている。県によると、主要流通業者3社の在庫(3月末)は81トンと19年3月末に比べ、52トン上回った。

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