日経平均終値、96円高の2万133円 経済再開に期待

2020/5/18 9:12 (2020/5/18 15:35更新)
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18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比96円26銭(0.48%)高の2万0133円73銭で終えた。国内で確認される新型コロナウイルスの感染者数の伸びが鈍っており、経済活動再開への期待が買いを誘った。上げ幅は一時160円を超えたが、米中対立が先鋭化するとの懸念もあり上値では売りが出た。

東京では新規に確認された新型コロナの感染者が17日に5人まで減少した。大阪府はゼロになるなど全国的にも感染拡大ペースが鈍化している。政府は緊急事態宣言の解除について残る8都道府県の可否を21日に判断する予定。解除が一段と進み、経済正常化に向け前進するとの見方が買いにつながった。米国でも新型コロナによる死者数が減少するニューヨーク州などで経済活動が段階的に再開するとの期待が高まっており、時間外取引で米株価指数先物が上昇したのも支援材料となった。

ただ米中対立への懸念は強く、日経平均は一時下げに転じて心理的な節目の2万円を下回る場面もあった。米商務省が15日、中国の華為技術(ファーウェイ)への事実上の禁輸措置強化を発表するなど、米中対立が激化するとの見方が投資家心理の重荷になった。18日午後には日本経済新聞電子版が「半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)がファーウェイからの新規受注を止めたことがわかった」と報じた。米中対立の先鋭化が改めて意識され、指数の上値を抑えた。

JPX日経インデックス400は続伸。終値は前週末比59.38ポイント(0.46%)高の1万3106.65だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、5.52ポイント(0.38%)高の1459.29で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆37億円。売買高は12億1082万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1251と、全体の6割弱。値下がりは844銘柄、変わらずは76銘柄だった。

国際石開帝石出光興産JXTGなど石油関連株が買われたほか、NTTKDDIセブン&アイファミマの上昇が目立った。三井住友FG三菱UFJも高い。一方、米中対立の激化懸念からスクリンアドテスト東エレクをはじめとする半導体・電子部品株に売りが出た。日本郵政第一生命HDも大幅に下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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