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オンライン診療の先進国はどこ?

2020年5月18日の日本経済新聞朝刊1面に「ネット診療 世界で拡大」というニュースがありました。新型コロナウイルスがきっかけで病院に通うのが難しくなった患者がオンライン診療に切り替えているといいます。欧米や中国でオンライン診療が急速に進んでいるのはなぜでしょうか。

オンライン診療が増えているのは米国、中国、英国です。米政府は3月、公的医療保険の適用範囲を広げました。多くの病院がコロナの治療に専念するため、外来患者の受け入れを中止したことを受けた措置です。2020年の診療回数は、感染拡大前の予想の30倍近くに増える見通しだといいます。

コロナ前からオンライン診療が進んでいたのは中国と英国です。2つの国の共通点は診療アプリを活用している点です。中国は医師不足でもともとニーズが強く、代表的なアプリの登録者数は3億人を超えます。英国のアプリにはオンライン診療に加え、AIが軽症患者の症状を分析する機能を搭載。役割を分けることで医師の負担を減らす狙いがあります。オンライン診療の分野では世界で様々なスタートアップが活躍しています

日本ではどうでしょう。4月、初診でのオンライン診療が解禁になりました。厚生労働省のページには診療可能な医療機関が1万件超リストアップされています。「診察室よりも自宅の方がリラックスでき、聞きたいことを整理して聞ける」と、オンラインならではのメリットを指摘する患者の声も。今回の規制緩和はコロナが収束するまでの一時的な措置とされていますが、患者の利便性を高めるとともに、医療現場の生産性を高める方向に進むことを願います。

20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は5月18日の朝刊1面を読んでみてください。
この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。歯医者が苦手で、虫歯の治療がオンラインでできたらいいのになと思う。

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