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インド、都市封鎖を延長 長距離バスなど緩和も

(更新)
地元に帰るためのバスを待つ出稼ぎ労働者ら(16日、西部グジャラート州)=ロイター

インド政府は17日、行動制限を含む都市封鎖(ロックダウン)を31日まで2週間延長すると発表した。3月下旬に始まった都市封鎖は、感染者の少ない地域から段階的に緩和され、今回も長距離バスの運行が条件付きで許可された。ただ都市部を中心に感染者の増加は続いており、3度目となる延長を決めた。経済への打撃は避けられず、2020年の経済成長はマイナスになるとの見方も出ている。

世界保健機関(WHO)の集計によると、同国の感染者数は都市封鎖を始めた3月25日に562人だったが、17日には9万人を超えた。感染者数で中国を超え中東を除くアジアで最多となった。最近の新規感染者数は1日あたり4千人前後に増えており、感染拡大の勢いは止まっていない。

封鎖による経済への影響は大きい。インド自動車最大手のマルチ・スズキは封鎖に合わせて3月下旬から工場の操業を停止。今月12日に一部で再開したが部品の調達遅れもあり、正常化は遠い。ノムラ・シンガポールは13日のリポートで20年の成長見通しをマイナス5.0%と、4月時点(マイナス0.5%)から大幅に引き下げた。

中央政府に先立ち、感染者数が全国の3分の1を占める西部マハラシュトラ州政府や、北部パンジャブ州政府は都市封鎖を5月31日まで続けると発表している。

新型コロナの感染拡大を巡っては、米や欧州で新たな感染者数が減っている一方で、ロシアやブラジルなどでは急増しており、インドを含め新興国が感染拡大の中心になっている。

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