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業績ニュース

大林組、20年3月期純利益は微減 手元資金手厚く

2020/5/15 21:00
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大林組が15日発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期から微減の1130億円だった。一部の建築工事で採算の悪化が見込まれるため、損失引当金を計上した。21年3月期の業績予想は未定としたが、新型コロナウイルスの影響から足元で工事の一部が中断し、需要が縮小する懸念もあるため、3月末の手元流動性は26年ぶりの高水準を確保した。

20年3月期の売上高は豊富な手持ち工事を消化し、2%増の2兆730億円。建設受注高は15%増の2兆1497億円にまで積み上がった。

一方で小寺康雄副社長は「(新型コロナの)感染終息が長引けば、民間の設備投資の収縮は避けられず、業績に相応の影響を受ける」とみる。一時は全体の5割弱で中断していた工事も足元では再開が進んで1割程度だが、発注者の意向で工事の受注時期が遅れたり、計画が延期になったりして売上高の計上が来期にずれ込む可能性もある。

事業の環境激変に備えて、20年3月末の手元流動性は1年前に比べて83%増の3221億円と1994年以来の高水準を確保した。従来は数百億円程度のコミットメントライン(融資枠)の規模を2倍以上に拡大することも検討し、金融機関と協議を始めている。小寺副社長は「資金面のリスクはない」と強調した。

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