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楽天、5Gサービス開始を3カ月延期 新型コロナでソフト開発遅れ

楽天は15日、次世代通信規格「5G」のサービスについて、6月に予定していた開始時期を3カ月延期すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でソフトウエア開発が遅れた。携帯電話の商用サービスは計画より半年遅れ、4月に本格参入をしたばかり。相次ぐ事業の遅れは、サービスの品質を巡り消費者に不安感を与える可能性がある。

楽天によると、携帯電話事業ではクラウドを使った「仮想化」と呼ぶ技術を世界で初めて通信ネットワークに全面採用している。クラウドを利用することでサーバーのコストを下げ、初期投資を抑える狙いがある。

5Gでも同様の仕組みの採用を目指すなか、開発を進めるインドで新型コロナ流行に伴う都市封鎖(ロックダウン)が発生。ソフトウエアが正常に動くか確認するテストが遅れているという。

日本でこのテストができるようにして対応を急ぐ。2021年3月末までの5G基地局の設置計画(677局)には変更はないとしている。

楽天は基地局の設置の遅れなどで、携帯サービスの本格参入が当初計画より半年遅れた。先行投資が重荷となり、20年1~3月期の連結最終損益(国際会計基準)は353億円の赤字(前年同期は1049億円の黒字)だった。相次ぐ事業計画の遅れは、通信ビジネスのイメージ低下を招きかねない。

一方、NTTドコモなど携帯大手3社は5Gサービスを3月下旬に相次いで開始した。基地局の設置交渉が一部で遅れるものの、設備の設置を前倒しで進めていたため新型コロナの影響は限られるとしている。

ソフトバンクによると、基地局を設置するビルへの立ち入りを断られるケースも出ており、現時点で全体の1割程度の工事に遅れが出ているという。ただ同社の関和智弘モバイルネットワーク本部長は「当初の整備計画に織り込み済みの規模のため、修正が必要な状況ではない」と話す。

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