三井住友FG、初の純利益首位に 三菱UFJを逆転

金融最前線
2020/5/15 19:29
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三井住友は経費率が低く、収益力がライバルのメガ銀に比べると高い

三井住友は経費率が低く、収益力がライバルのメガ銀に比べると高い

3メガバンクの2020年3月期連結決算は、05年に現在の3メガ体制となって初めて三井住友フィナンシャルグループが純利益で首位に躍り出た。トップを守ってきた三菱UFJフィナンシャル・グループは海外銀行の減損処理で多額の損失を計上した。初の首位奪還は「敵失」の側面もある。今後も激しい首位争いが続きそうだ。

「切磋琢磨(せっさたくま)は良いが、事業や戦略も違う。単純に横並びで比較しても意味がない」。三井住友の太田純社長は電話会見でこう述べた。

04~05年のUFJ銀行(当時)争奪戦で敗れて以降、三菱UFJの後じんを拝してきた三井住友。今回の首位は海外展開で一歩先を行く三菱UFJがタイやインドネシア、フィリピンなど東南アジアの傘下行で減損を計上したことも大きい。

三井住友も稼ぐ力を磨き続けてきた。業務の効率性を示す経費率は前期に62.8%と三菱UFJを7ポイント強引き離す。実質業務純益では19年3月期に初めて逆転していた。

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