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JR東海、葛西氏が取締役退任 1987年の発足以来初

JR東海は15日、葛西敬之取締役名誉会長(79)が取締役を退任する人事を発表した。6月に予定する定時株主総会後に決まり、名誉会長の職は続ける。葛西氏が取締役から退くのは1987年の会社発足以来初めて。合わせて社長、会長を歴任した山田佳臣取締役相談役(71)や、2004年から社外取締役を務めた張富士夫・トヨタ自動車元名誉会長(83)も取締役を退任すると公表した。

葛西氏は「国鉄民営化」の立役者として知られ、民営化後の事業基盤固めや27年の開業を目指すリニア中央新幹線の準備を進めてきた。95年から社長、04年から会長を務め、14年の退任以降も名誉会長として幅広い人脈を生かし、鉄道事業の海外展開などに力を入れてきた。18年から代表権は外れていた。

金子慎社長は15日の会見で、葛西名誉会長の取締役退任について「経営責任のある立場からは退くが、対外的な活動をサポートしてほしい」と話した。取締役は18人中7人が退任し、5人の新任で16人体制とする。うち社外取締役は3人のままだが、張氏や05年から務めてきた頃安健司氏(78、元大阪高検検事長)が退任し、新たに日本ガイシの大島卓社長(63)らが就任する。

JR東海は同日、4月の東海道新幹線の輸送量は前年同月比で90%減ったと発表した。1カ月で1100億円の運輸収入の減少になるといい、金子社長は「会社発足以来の厳しい局面」と話した。「難局を乗り切るため」(金子社長)として、社内取締役や執行役員の計42人の5~7月の役員報酬を10%削減すると明かした。

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