メキシコ中銀、0.5%利下げ 約3年半ぶり低水準

2020/5/15 3:24 (2020/5/15 4:43更新)
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【メキシコシティ=宮本英威】メキシコ銀行(中央銀行)は14日、金融政策決定会合を開き、政策金利を0.5%引き下げて5.5%にすることを決めた。利下げは8会合連続。新型コロナウイルスの感染拡大による工場停止や原油価格の下落が響き、経済が落ち込んでいることに対応した。

メキシコ銀行本店

全会一致で決めた。政策金利は2016年12月以来、約3年半ぶりの低い水準となった。中銀は声明で、新型コロナについて「大流行の影響の深度と期間はまだ読み切れない」と指摘した。

メキシコでは3月末から、飲食店は持ち帰り営業のみで、必要不可欠でない小売店は営業を停止している。社会保険庁(IMSS)は12日、4月に55万5247人の公式の雇用が失われたと発表した。建設や観光での失業者が目立つ。

中銀は前回は4月21日に臨時の会合を開き、0.5%の利下げを決めていた。次回会合は6月に予定されおり、金融市場では利下げ継続を見込む声が多い。

中銀が民間銀行など38機関の予測をまとめて4日に発表した20年の実質経済成長率見通しはマイナス7.27%だった。3月時点ではマイナス3.99%で、大幅に下方修正されている。

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