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DeNA、20年3月期最終赤字491億円200億円借入れ

ディー・エヌ・エーが14日発表した2020年3月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が491億円の赤字(前の期は127億円の黒字)だった。最終赤字は05年の上場以来初めて。2月に主力のゲーム事業の収益低下を踏まえて約500億円にのぼる減損損失を計上すると発表していたが、具体的な通期見通しについては開示していなかった。

10年の買収後、ヒット作が出ずに16年に解散した米子会社ののれん代やソフトの開発費など、511億円を減損損失として計上した。売上高は2%減の1213億円。決済代行を手掛ける子会社の売却で収入が減った。中国で配信するスマホ向けゲーム「スラムダンク」は堅調だった。

営業損益は456億円の赤字(前の期は135億円の黒字)となった。新型コロナウイルスの感染拡大でプロ野球のシーズン開幕が遅れ、横浜DeNAベイスターズのチケット販売などが落ち込んだのも響いた。

21年3月期の連結業績見通しは未定とした。スポーツ事業ではプロ野球の試合がない状態が続くと損失が膨らむ。主催試合がなければ四半期あたり20億円程度の営業赤字になるとみられる。同日の決算説明会で守安功社長はスポーツ事業について「固定費負担が重く、採算改善は難しい」と話した。

ディーエヌエは同日、コロナ禍の長期化に備えて大手銀行などから200億円を借り入れたと明らかにした。3月末時点の自己資本比率は71%あるが、運転資金を厚くする。一方で保有する自己株式約2060万株(発行済み株式の13.66%)を29日に消却すると発表した。再放出への投資家の懸念を払拭する。

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