船舶受注残、4月末1700万総トン割れ 低調続く

2020/5/14 18:52
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日本船舶輸出組合(東京・港)は14日、4月末の輸出船の手持ち工事量(受注残)が1644万総トンで前年同月に比べて33%減ったと発表した。1700万総トンを下回ったのは年度末ベースでは、1998年3月末以来。海運マーケットが悪く荷動きが低調だった上、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に商談が止まっていることが影響した。

4月の輸出船の契約実績は低調だった

4月の輸出船契約実績(受注量)は前年同月比71%減の22万総トン。前年実績を下回るのは3カ月連続となる。受注隻数は5隻で、船種別ではコンテナ船が1隻、紙パルプ原料のチップなど、資材を運ぶばら積み船が4隻だった。組合担当者は「世界的な出張自粛が低調な契約実績に影響した」と話す。

日本国内の年間の竣工量は1300万総トンといわれ、4月末の実績は1.3年分にあたる。適正とされる2年を大幅に下回っており、厳しい状況が続く。

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