米投資ファンド、JR九州の反対に「遺憾」
JR九州の大株主となっている米投資ファンド、ファーツリー・パートナーズは14日、取締役の選任などの株主提案を、JR九州が反対していることに対し、「株主との対話を拒否したことに遺憾の意を表明する」と発表した。6月の株主総会に向けて、他の株主とも協議を進めるという。
ファーツリーは、不動産部門の収益情報の開示と、ファーツリーが選んだ3人の取締役の選任のを要望している。JR九州の青柳俊彦社長は11日の決算会見で「企業価値を理解していない」とし、反対する意向を示していた。