ヤマダ電機、自社株買い中止で一時6%安 グンゼも

2020/5/14 20:30
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新型コロナウイルスの感染拡大による先行きの不透明感を受け、自社株買いに慎重な動きが広がってきた。ヤマダ電機は14日、4月1日に決定して進めていた自社株買いを中止すると発表した。手元資金確保を優先する。取引時間中の発表後、株価は一時前日比6%安(476円)となった。グンゼも同日、2021年3月期は自社株買いを当面見合わせると発表した。

ヤマダ電機は14日までに319億円の自己株式を取得した。500億円を上限に、取得期間は4月2日から21年3月までとしていたが、新型コロナによる経営環境の悪化が想定を上回ると判断したようだ。4月17日からほぼ全店舗で営業時間の短縮を余儀なくされている。

市場からは「コロナ禍でも自社株買いを実施する姿勢が評価されていただけに失望が大きい」(マネックス証券の益嶋裕氏)との声が聞かれた。

グンゼは14日、自社株式取得を見合わせる方針とともに、今期までとしていた中期経営計画の期間を1年延長すると発表した。営業利益80億円などの目標は据え置いた。同日発表の前期の連結決算は純利益が前の期比7%増の43億円だった。土地の売却益10億円を特別利益として計上した。

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