日銀、8.6兆円供給 特別オペ残高3倍超に

2020/5/14 20:54
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日銀は4月の金融政策決定会合で特別オペを拡充した

日銀は4月の金融政策決定会合で特別オペを拡充した

日銀は14日、新型コロナウイルスの感染拡大で資金繰りに苦しむ中小企業などを支援する特別オペ(公開市場操作)を実施した。4月の金融政策決定会合で特別オペを拡充してから初めてで、供給額は8.6兆円。残高は12.6兆円と従来の3倍超に増えた。

特別オペは3月に新設し、4月には利用実績に応じて日銀の当座預金の残高に0.1%の金利を付けるなどの措置を導入した。金融機関にとってはオペの残高を増やすほど付利の対象となる当座預金の残高も増える利点があり、急拡大した。

日銀は12日、特別オペの対象に農林中央金庫や日本政策投資銀行など40の金融機関を加え、対象を従来の2倍超に増やしていた。今後、個別の農協や信用組合にも中央機関を通じて資金供給できるようにする。中小の金融機関にも資金を潤沢に供給する体制を整え、資金繰りの厳しい中小・零細事業者を下支えする狙いだ。

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