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AGC、米子会社がコロナ薬候補の原薬製造を受託

AGCの企業ロゴ

AGCは14日、新型コロナウイルス感染症の治療を目指す治療薬やワクチンについて、原薬や候補物質の製造を受託したと発表した。原薬製造などを手掛ける米子会社のAGCバイオロジクス(シアトル)が米欧の拠点で製造する。AGCはライフサイエンス部門を成長分野のひとつと位置付けており、今回の取り組みを受託事業拡大につなげる。

AGCバイオロジクスの米国の製造拠点(AGC提供)

治療薬候補は米サイトダインがエイズウイルス(HIV)など向けに開発中の物質「レロンリマブ」。抗体の一種が患者の免疫細胞に働きかけることで、過剰な免疫反応を抑えることが期待される。米食品医薬品局(FDA)が新型コロナ向けの治験を承認しており、AGCバイオロジクスはこの抗体などを含む原薬を米で製造し、製薬会社に提供する。

またワクチン候補はデンマークのアダプトバックから受託する。新型コロナの表面にあるたんぱく質をもつ粒子をワクチンにして投与することで、体内の細胞がウイルスと「勘違い」して抗体を作ることが期待されている。従来の生ワクチンなどに比べ、体内でウイルスが増殖するリスクが低い。2020年後半の治験開始を目指し、AGCバイオロジクスが独でまず治験薬を製造する。

AGCは16年に独バイオミーバと17年に米CMCバイオロジクスをそれぞれ買収。18年にはこれらを統合して、子会社のAGCバイオロジクスを設立した。

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