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米ホワイトハウス採用のコロナ感染検査、精度に疑義

米アボットの簡易検査システム

【ニューヨーク=西邨紘子】米ホワイトハウスも採用している新型コロナウイルスの簡易検査システムの精度が問題視されている。米医療機器大手アボット・ラボラトリーズのシステムをニューヨーク大が調べたところ、他社の検査では陽性となった検体の多くを「陰性」と判定したという。

問題になっているのは米当局が4月に認可したアボットの簡易検査「IDNOW」。装置の持ち運びが可能で、結果が陽性なら5分程度で判明するとしていた。トランプ大統領も「検査態勢強化のカギになる」と称賛し、ホワイトハウスがスタッフや訪問客の検査に使っていた。

ニューヨーク大の研究者グループがアボットと米セフィード社の検査システムで同じ検体を調べた。セフィードの検査で陽性となった鼻咽頭スワブ検体の3分の1、乾燥検体では48%が「IDNOW」で陰性となった。同大は現在、セフィードとスイス・ロシュ製の検査システムを使っており、両社の陽性診断率は同程度という。

米メディアによると、アボットはニューヨーク大の調査が想定外の条件で行われた可能性があると反論している。同社によると、これまでの検査実績180万件のうち、陽性なのに陰性と診断されたとの報告は0.02%程度にとどまっているという。

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