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バフェット氏、米大手地銀株を一部売却 航空株に続き

2020/5/14 8:03
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バークシャーの年次株主総会でオンライン経由で質問に答えるバフェット氏(2日)=ロイター

バークシャーの年次株主総会でオンライン経由で質問に答えるバフェット氏(2日)=ロイター

【ニューヨーク=宮本岳則】著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが保有銘柄の見直しに動いている。米大手地銀USバンコープ株を一部手放したことが13日、明らかになった。売却総額は1630万ドル(約17.4億円)。バフェット氏は米銀株を好み、多額の資金を振り向けている。米航空株を全て売却した後だけに、今後の動向に注目が集まりそうだ。

USバンコープはミネソタ州ミネアポリスに本部を置く米最大規模の地方銀行で、「USバンク」のブランド名で店舗を展開する。米調査会社ファクトセットによるとバークシャーは発行済み株式数の約10%を握る筆頭株主だった。バークシャーがこのほど米証券取引委員会(SEC)に提出した資料によると、11~12日にかけてUSバンコープ株の売却に動いた。売却の理由は明らかになっていない。

米銀株はバフェット氏の「お気に入り」として知られている。USバンコープに加え、バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴの筆頭株主だ。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスにも多額の資金を投資してきた。同氏は長らく米経済の成長に「強気」で、その恩恵を最も受ける米銀株を好んでいた。

新型コロナウイルスの感染拡大でバフェット氏は組み入れ銘柄の見直しを迫られている。2日に開かれたバークシャーの年次株主総会で米デルタ航空など保有する全てのエアライン株を売却したと明らかにした。コロナによって「世界が変わった」と発言し、感染収束後も乗客が完全に戻らないとみる。株主総会では米銀株について目立った発言はなかったが、投資判断の変更が今後明らかになれば、株価の重荷になりそうだ。

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