世界の実質成長率、感染第2波到来なら20年4・9%減 国連予想

2020/5/14 4:01 (2020/5/14 7:23更新)
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【ニューヨーク=吉田圭織】国連の経済社会局は13日、新型コロナウイルスの感染第2波が到来した場合、2020年の世界の実質経済成長率が前年比マイナス4.9%になるとの予想を明らかにした。同日発表した報告書で、ウイルス再流行で外出制限や国境封鎖などの措置が21年前半まで延長されるおそれがあると指摘している。

経済社会局の代表は同日の記者会見で「東アジアなどの地域でウイルスが再流行し、コロナ対応が第3四半期(7~9月)も続くとの研究も出ている。今後、予想をさらに下方修正する可能性もある」と述べた。

また、景気低迷に伴って社会保険や失業保険制度が十分に整っていない国を中心に、極度の貧困(1日の生活費が1.9ドル未満)に陥る人が20年に従来予想より3400万人以上増えるという。そのうち5割以上がアフリカ諸国の人で占めると警告している。

国連は30年までに極度の貧困をなくす目標を掲げているが、最悪のシナリオでは従来予想より貧困に陥る人が30年に1億6000万人増えるおそれがある。

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