東京都、下水調査でコロナウイルス分析研究

2020/5/13 19:44
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東京都は13日、新型コロナウイルス感染の調査研究に使うための下水を採取した(港区の芝浦水再生センター)

東京都は13日、新型コロナウイルス感染の調査研究に使うための下水を採取した(港区の芝浦水再生センター)

東京都は13日、新型コロナウイルスの感染実態を把握するための下水の調査研究を始めた。同日、都内15カ所の下水処理場で下水を採取した。下水に含まれるウイルスから流域の感染者数を推測できるようにウイルスの抽出や分析法の確立を目指す。同様の研究は欧米でも進んでおり、都は「『第2波』など感染が広がる兆しの把握につなげたい」としている。

5月末まで週1回、各処理場に集まった流入水と塩素消毒をした処理水を300ミリリットルずつ採取する。採取した下水は一度冷凍し研究に使う。公益社団法人、日本水環境学会と連携する。流入水でウイルスの分析手法などを研究するとともに、処理水でウイルスがいなくなったか確認する。

処理水は川や海に流される。都は「世界保健機関(WHO)の報告などから下水からの感染リスクは低いと考えている」としている。

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