母性のバトン 映画監督 安藤桃子
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15歳で単身イギリス留学をし、大学卒業後に帰国。結婚して高知県に移住するまで、東京の実家で両親と共に暮らしていた。数年前に離婚し、シングルマザーになり今は娘と2人暮らし。朝、娘を幼稚園に送り届ければ夕方までは母のスイッチはオフ、集中して仕事をする生活の切り替えも板につき、習慣リズムは固定されはじめていた。この先もずっとこんな感じなんだろうと想像していた。
3月末、父(奥田瑛二)が仕事でプロデューサ...
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