三井住友建設、三井E&SHDの橋梁事業を買収

2020/5/13 17:05
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三井住友建設は13日、三井E&Sホールディングス(HD)の橋梁事業を10月にも買収すると発表した。買収額は非公表。三井住友建設はコンクリートの橋梁事業で業界トップクラス。鉄製の橋梁に強みを持つ三井E&SHDの事業買収でラインアップを増やし、国内だけでなく東南アジアなど海外の政府開発援助(ODA)を含めた受注に向け営業を強化する。

三井E&SHDは事業売却で財務状況の改善を進める

三井住友建設が10月1日の予定で、三井E&SHD完全子会社の三井E&S鉄構エンジニアリング(千葉市)の株式を議決権ベースで70%取得する。8月上旬にも最終的な契約を結ぶ。橋梁事業は高速道路などを中心とするコンクリート製と鉄製に大きく二分され、三井住友建設は今回の買収で強みとする橋梁事業の製品群を強化する。

三井E&S鉄構エンジ傘下でコンクリート製の橋梁を手掛けるドーピー建設工業(札幌市)も、鉄構エンジの株式取得に伴い孫会社とする。買収する2社の2020年3月期の売上高は、合計で300億円強に上る。

国内では高速道路の複線化などの工事はあるが新設は減っており、修繕やリニューアルが中心だ。一方で三井住友建設が強みとするベトナムなど東南アジアでの受注を増やすためには、ラインアップの拡充が不可欠だった。買収を通じて国内を含め現場経験が豊富な施工管理技士などを増やすことで、事業基盤を強固にする狙いもある。

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