大成建設、新社長に相川氏 村田社長は副会長へ

2020/5/13 16:18
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大成建設は13日、相川善郎取締役専務執行役員(62)が社長に昇格する人事を発表した。村田誉之社長(65)は代表権のある副会長に就く。就任は6月24日。2020年度を最終年度とする中期経営計画で売上高、最終利益とも目標の達成が困難とみて、村田社長が引責辞任した格好だ。

大成建設の社長に就任する相川善郎氏

東京五輪に向けた工事が一服し、受注競争が厳しくなった。20年度は新型コロナウイルスの感染拡大で、設備投資が冷え込み工事量が減る懸念も出ている。相川氏は村田社長と同じ主力の建築部門の出身だ。同日開いたインターネットによる記者会見で「外部環境や景気動向に影響を受けない会社を目指す」と話した。工場内部の製造ラインや物流倉庫の内部システムなど、付加価値をつけ利益を上げられるエンジニアリング部門を強化する考えを示した。

村田社長は現中計を達成困難とした要因について「受注環境が激化し思うように工事を獲得できなかった。マンパワーの不足で工事を消化できなかった」とし、「執行部門の長としてけじめをつける」と話した。

相川 善郎氏(あいかわ・よしろう) 80年(昭55年)東大工卒、大成建設入社。13年執行役員、20年取締役専務執行役員。長崎県出身。

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