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アズジェント、在宅勤務の情報漏洩を防止

サイバー対策製品を販売するアズジェントは13日、在宅勤務の従業員のパソコンからの情報漏洩を防止するツール「ハイソレート」を18日に発売すると発表した。開発元であるイスラエルのスタートアップ、ハイソレートと販売契約を締結した。在宅勤務のセキュリティーを高めたい企業などに採用を働きかける。

専用ソフトを従業員のパソコンに組み込んで利用する。専用ソフトはパソコン内で複数の基本ソフト(OS)を独立して動かせるようにする。

例えば社外とのメールをやり取りするインターネット接続用と、顧客情報など機密性の高い情報を扱う社内システム接続用でOSを使い分けられる。在宅勤務の従業員のパソコンが標的型攻撃のメールでマルウエア(悪意のあるプログラム)に感染しても、被害範囲をインターネット接続用に限定できる。社内システムの情報は漏洩せずに済む。

在宅勤務のサイバー対策としては、自社拠点と従業員宅との通信を暗号化するVPN(仮想私設網)を利用する企業が多い。ただ従業員のパソコンがマルウエアに感染すると、社内システムに侵入されて情報が漏洩するリスクがあった。

こうしたリスクをなくすため、社内サーバーに従業員のパソコンの環境を構築し、従業員宅と画面データだけをやり取りする「VDI(仮想デスクトップ)」と呼ばれる手段を選ぶ企業もある。ただしVDIは多数の従業員が同時に接続すると、サーバーの負荷が高まり速度が低下しやすい課題がある。個々のパソコンに導入するハイソレートであれば、情報漏洩対策と速度を両立できるとアズジェントは提案する。

対応するパソコンのOSは米マイクロソフトの「ウィンドウズ10」と、「ウィンドウズ7」の一部、オープンソースのリナックス。参考価格は1000人が利用する企業で1台当たり税別3万7000円。1年間で5億円の売り上げを目指す。(島津忠承)

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