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コロナで学習遅れ、複数年で解消 文科省方針

新型コロナウイルス感染拡大による政府の緊急事態宣言が14日以降も続く一部地域で休校が長期化するのを踏まえ、文部科学省は小中学校を対象に、1年間の学習内容を翌年度以降に繰り越すことを認める方針を固めた。複数年で遅れを解消する。近くまとめる新たな指針に盛り込み、全国の教育委員会に通知する。

1学年ごとに決まっている教育課程について、2~3年間で学習内容をカバーできるよう計画を立て直すことを認める。この特例措置は進学を控える最終学年の小6や中3は除く。

小6や中3については「優先的な分散登校」を促し、遅れを1年で取り戻せるよう求める。文科省はこの2学年専用の教材を作成し、各自治体や学校に提供する調整も進めている。

新たな指針では、中3の受験対策に地域差が出るとの声も踏まえ、受験生が不利益をうけることのないよう、高校入試の出題範囲や方法などを工夫することも必要だと指摘する。

14日以降に学校が順次再開する地域が多いことから、指針では改めて1つの学級を時間ごとで区切る「二部授業」の実施や教室を分けるなど、密集、密接、密閉の「3密」を避ける取り組みを徹底するよう盛り込む。学習の遅れを取り戻すため、夏休みの短縮や土曜授業の実施も促す。

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