深層学習サポートソフト公開 プリファード・ネットワークス

2020/5/13 11:13
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人工知能(AI)開発スタートアップのプリファード・ネットワークス(東京・千代田)は、AIの一種である深層学習の研究開発を助けるソフトウエアを公開した。フェイスブックの深層学習基盤ソフト「PyTorch(パイトーチ)」上で活用し、誰でも無償で利用できる。

公開した「pytorch-pfn-extras(パイトーチ―ピーエフエヌ―エクストラズ)」には、深層学習の実験を効率化する機能に加え、一部の作業を自動化して訓練プログラムの実装コストを削減する機能などを含む。プリファードが運営する深層学習基盤ソフト「Chainer(チェイナー)」の一部機能をパイトーチに実装した。

プリファードは深層学習基盤ソフトの技術が成熟し、開発のコストをかけても他社との違いが生まれにくいと判断、2019年末にチェイナーの新規開発を終えた。その後は利用者が多く最先端の研究が反映されやすいパイトーチに深層学習の開発基盤を移し、トヨタ自動車など協業する企業との開発を進めている。

プリファードはパイトーチで使える機能の開発を運営元のフェイスブックと連携しながら進める。今後、プリファードが開発した機能をパイトーチ本体に加えることも視野に入れる。秋葉拓哉執行役員は「最新のパイトーチ研究を取り入れながら自分たちが使うものも開発することで、開発が劇的に効率化した」と話している。

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