ゾルゲンスマの薬価1億6707万円へ 国内最高額

2020/5/13 11:22
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厚生労働省は13日、乳幼児向け難病治療薬「ゾルゲンスマ」について、公的医療保険での薬の価格(薬価)を1億6707万円にすると決めた。体内に遺伝子を入れて病気を治す遺伝子治療薬で、国内最高額の薬になる。従来の薬は定期的な投与が必要だった。1度の投与で済み、高い治療効果が得られることから高額になった。

同日午前に開いた中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)の総会で了承された。20日にも保険適用する。

スイス製薬大手ノバルティスによる薬で、筋力の低下を引き起こす脊髄性筋萎縮症にかかった2歳未満の乳幼児に投与する。対象患者は年間25人を見込む。高額な医療費の自己負担を抑える制度があるため、患者の負担はほとんど発生しない見通しだ。

新薬の薬価をはじく際、類似する治療薬がすでにある場合は1日あたりの薬価を基準にする。ゾルゲンスマは1回の投与で済むため既存薬の11倍の金額が基準となった。さらに効果の高さから60%増の加算がついた。

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