ロシア大統領報道官も感染、政権中枢で4人目

2020/5/12 22:50
保存
共有
印刷
その他

【モスクワ=小川知世】ロシアのペスコフ大統領報道官は12日、新型コロナウイルスに感染したと記者団に明らかにした。政権中枢で感染が判明したのはミシュスチン首相や建設住宅相、文化相に続き4人目。ペスコフ氏はプーチン大統領と直接会ったのは1カ月以上前だと説明した。プーチン氏に近い人物の感染が続き、政権の危機管理に懸念が広がりそうだ。

ロシアのペスコフ大統領報道官(右)らプーチン氏に近い要人の感染が相次いでいる(2017年6月、モスクワ)=AP

タス通信によると、ペスコフ氏は感染を認め、病院で治療中だと話した。プーチン氏は4月以降、テレビ会議を開いて閣僚らとの接触を避けていたが、5月9日の戦勝記念日に屋外で演説し、12日には国営石油大手ロスネフチのセチン社長と面会するなどテレビ会議を介さない業務を始めていた。3月末にはプーチン氏が視察した病院医長の感染が判明した経緯もある。

ロシアの感染者数は10日連続で新規感染者数が1万人を超え、12日までに23万人と世界で米国に次いで多い水準となった。プーチン氏は同日以降に経済活動の制限を段階的に解除する方針を示したが、政権内でも感染拡大に歯止めがかからない事態となっている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]