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JMU、2期ぶり最終赤字 前期、舞鶴の再編響く

国内造船2位のジャパンマリンユナイテッド(JMU)が12日発表した2020年3月期連結決算は純損益が390億円の赤字(前の期は3億円の黒字)だった。最終赤字は2期ぶり。船の受注が振るわず、舞鶴事業所(京都府舞鶴市)の新造船事業撤退の構造改革費用なども重荷となった。

JMUは2期ぶりの最終赤字に

売上高は前の期比6%減の2531億円となった。世界的な船余りで新造船の需要が低調だったほか、液化天然ガス(LNG)船など大型プロジェクトの取り込みで中韓造船大手との価格競争が激しかったことが響いた。

1月に大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)の排出を減らすための新規制で新規需要が出ると見込んでいたが、結果的には業界全体で需要は高まらなかった。

20年3月期は前の期の3億円の最終黒字から一転、390億円の最終赤字に転じた。舞鶴事業所で新造船から撤退することに伴い、会計上、生産設備の価値が目減りすることなどが響いた。台風などの自然災害で横浜事業所(横浜市)の艤装(ぎそう)用のクレーンが倒れたことの災害損失や、繰り延べ税金資産の取り崩しなども影響した。

JMUには現在IHI、JFEホールディングス日立造船が出資するが、10月にも国内造船首位の今治造船が加わり3割を出資する大株主となる。JMUと今治造船の2社で共同出資する営業・設計会社も設立し、足元は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で商談が止まっている造船業界で生き残りを模索する。

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