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千葉県内、3月は宿泊客8割減 千葉・浦安など9割減

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や訪日客の減少が影響し、千葉県内の3月の宿泊客数が前年同月比で8割減ったことが県の調査でわかった。観光施設の臨時休園や大規模イベントの中止が相次いだほか、国内外の団体客のキャンセル拡大も響いた。

調査対象は県内の宿泊施設24カ所。地域別では、千葉市や浦安市などベイエリア・東葛飾地域(4カ所)が91.5%減と最も落ち込んだ。東京ディズニーリゾート(浦安市)の臨時休園や幕張メッセ(千葉市)のイベント中止が影響したとみられる。

茂原市や一宮町など九十九里地域(6カ所)が77.7%減と2番目に減少幅が大きかった。

県の調査では鴨川シーワールド(鴨川市)、ふなばしアンデルセン公園(船橋市)など県内の観光施設43カ所を訪れた客数も3月は53%減った。減少幅は成田市を含む北総地域が73.2%減と最大だった。訪日客の落ち込みで、成田空港周辺の観光施設の集客が厳しい実態がうかがえる。

県は2019年9月に上陸した台風15号などが観光に与えた影響をつかむため、観光客数を毎月調査している。9月には台風の被害が大きかった南房総地域で観光客数がほぼ半減した一方、ベイエリア・東葛飾地域では15%減にとどまるなど地域差が出ていた。

県は旅行料金を割り引く「ふっこう割」の実施や、東日本高速道路(NEXCO東日本)と連携し南房総エリアの高速道路を定額で乗り降りできるフリーパスを販売するなど国内を中心に観光客の呼び戻しに力を入れてきた。

11月以降、観光客数はマイナス幅が縮小し、2月にはプラスに転じていた。しかし、新型コロナの感染が広がり、外出自粛の呼びかけが本格化した3月は全域で大幅減となった。緊急事態宣言が出た4月以降はさらに悪化するとみられる。

県観光企画課の担当者は「観光は地域経済を支える重要な産業。新型コロナの終息後には、多くの人に来てもらえるような策を打っていきたい」としている。

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