京葉銀行、20年3月期の実質業務純益2%増

2020/5/12 18:55
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京葉銀行が12日発表した2020年3月期の決算は、本業のもうけを示す単体の実質業務純益が前の期比2%増の177億円だった。資金利益、手数料収入などの役務取引等利益はともに減少したが、国債等債券の売却益があったほか、事務の効率化で経費を抑えた。新型コロナウイルスも影響して与信関連費用が膨らみ、連結純利益は47%減の55億円だった。

貸出金残高は住宅ローンなど個人向け融資がけん引し、2%増の3兆6942億円だった。ただ、低金利を補えず貸出金利息収益が減ったことなどから資金利益は2%減の471億円となった。役務取引等利益も、与信やビジネスマッチングなどソリューション関連は好調だったが、金融商品の販売が伸び悩み、16%減の58億円となった。

与信関連費用は前の期比2.4倍の140億円。そのうち28億円が、20年に入って積み増した新型コロナ関連という。同日記者会見した熊谷俊行頭取は「ほとんどが取引先の今後の業況の悪化に備えた予防的な引き当て」と説明した。

21年3月期の連結純利益は資金利益の減少により8%減の51億円を見込む。与信関連費用は「一過性と考えられる引き当てが含まれている」(熊谷頭取)ことから前期の半分程度となる見通しだ。

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