北洋銀の安田頭取、10%増益予想は「コロナで下押しも」

2020/5/12 18:30
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北洋銀行の安田光春頭取(12日、札幌市)

北洋銀行の安田光春頭取(12日、札幌市)

北洋銀行が12日発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比47%減の75億円だった。貸出金利息の減少に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で保有株式の売却損や減損が発生したことが響いた。

単独ベースの経常収益は微減の1087億円。本業のもうけを示す実質業務純益は45%増の211億円だった。物件費や人件費といった経費の削減を進め、国債などの売却益も寄与した。長引く低金利により貸出金利息が減少し、貸出金利回りは0.07ポイント減の0.87%だった。手数料収入を示す役務取引等利益は保険商品の手数料収入などが減った。

21年3月期の連結純利益は前期比10%増の83億円を見込む。前期に発生した株式の売却損や減損の反動増が主因。新型コロナの影響が長引けば企業の業績が悪化し、与信費用の増加につながる可能性もある。安田光春頭取は「コロナの収束の遅れによっては業績が下押しされることもある」との見方を示した。

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