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小野薬品、21年3月期純利益2%増 オプジーボ拡販

小野薬品工業は12日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比2%増の610億円になりそうだと発表した。がん免疫薬「オプジーボ」が国内で食道がんなどで使用が増え、売り上げが伸びるとみる。海外からのロイヤルティー収入の増加も見込む。

同日の決算説明会で相良暁社長は、開発を進めてきた新薬について新型コロナウイルスの感染が広まり「患者の募集が止まっている臨床試験もある。研究開発が止まれば中長期的に影響が出てくる」と話した。

売上高にあたる売上収益は4%増の3030億円、営業利益は3%増の800億円とみる。6月末まで医療機関への営業活動自粛が続くと想定している。7月以降も活動制限が続くと売り上げへ影響するとみるが、同時に事業活動の抑制による販管費などの減少も見込まれるため営業利益への影響は軽微としている。

20年3月期の連結決算は純利益が前の期比16%増の597億円だった。オプジーボは販売数量は増えたものの薬価の見直しなどが影響し売り上げは4%減少した。ロイヤルティー収入は全体で9%増加した。臨床試験(治験)の遅れや計画の見直しによる研究開発費の減少や、新型コロナの感染拡大に伴う営業活動の抑制による販管費の減少が利益を押し上げた。売上収益は1%増の2924億円、営業利益は25%増の774億円だった。

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