レムデシビルの供給開始 「抗原検査」は13日承認へ

2020/5/12 11:10
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加藤勝信厚生労働相は12日午前の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の治療薬「レムデシビル」を11日から病院に配送し始めたことを明らかにした。7日に承認してから初の供給となる。

また感染の有無を15~30分程度で簡易診断できる「抗原検査」について、13日午前0時に承認することもあわせて表明した。

レムデシビルは重症患者が対象で、回復を早める効果が期待されている。加藤厚労相は「投与対象者数を把握し、適切に供給されるよう努力したい」と述べた。

製造する米ギリアド・サイエンシズから当面は十分な供給が受けられない恐れがあるが、供給量は「同社と対外的に公表しないと約束している」という。関係者によると、厚労省はギリアドに国内の重症患者約600人分の薬の供給を依頼していたという。

当面の在庫は世界で10万人分程度。本格的な供給体制が整うのは2020年後半で、ギリアドは10月までに累計で50万人分、12月に100万人分を目標に増産する。

「抗原検査」は週40万件の検査態勢をめざし、13日に保険適用に向けた手続きを進める。まずは医師が検査が必要と判断した患者の検体を採取する「帰国者・接触者外来」や各地の検査所を中心に使用する。PCR検査に比べて精度が低い課題もあり、陰性の場合は改めてPCR検査を実施する。

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