ロシアのコロナ感染、連日1万人増 非労働期間は終了

2020/5/12 1:36
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【モスクワ=小川知世】ロシア政府は11日、新型コロナウイルスの感染者が22万人を超えたと発表した。1日当たりの新規感染者は9日連続で1万人を超え、世界で米国に次いで多いスペインとほぼ同水準になった。プーチン大統領は同日、感染対策として3月下旬から続く全土での「非労働期間」を終了すると発表した。感染拡大が続くなか、段階的な経済活動の再開を進める方針だ。

ロシアでは1日1万人超の感染者数の増加が続いている(11日、病床が設置されたモスクワの展示場)=ロイター

ロシアの感染者は11日までに22万1344人と前日から1万1656人増えた。死者数は2009人。政府は積極的な検査が増加の一因で、早期発見で死者数を抑えられたと主張する。ただ病院などで集団感染が相次ぎ、死因を新型コロナと処理していないのではないか、などと統計を疑う見方も出ている。

プーチン氏が打ち出した「非労働期間」にあわせて、モスクワなど各地では外出制限が続いている。12日以降は感染状況に応じて、各地方首長が制限の段階的な緩和を決定する。感染者の5割が集中するモスクワでは12日から建設業と製造業の再開を認めたが、外出制限は5月末まで延長し、公共交通機関や商店でのマスクと手袋の着用を義務付けた。

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