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ワクチン狙いハッキングか 米政権、中国警告へ

【ワシントン=共同】新型コロナウイルスの感染拡大を巡る米中対立に関し、米紙ニューヨーク・タイムズは10日、中国が米国のワクチン開発などのデータを狙ってハッキングやスパイ活動を行っているとしてトランプ政権が近く警告を発出する方針だと伝えた。複数の米当局者の話としている。実際に被害が出ているのかどうかは不明。

トランプ政権は新型コロナ対策が遅れたと批判され、最近はホワイトハウス内での感染判明が相次いでいる。一連の中国批判は責任転嫁だとの指摘も根強く、警告でどこまでの根拠を示せるか注目される。

警告は「ワクチンや治療法、検査に関する貴重な知的財産やデータを不正に入手しようとしている」と中国を批判。中国からの研究者や留学生が関与していることを示唆する内容で、連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省が数日以内に発出する可能性があるという。

トランプ大統領やポンペオ国務長官が、ウイルスが中国湖北省武漢の研究所から流出したとの説を唱えてきたが、具体的な根拠を示せておらず、同盟国からも疑問視する見方が出ている。

新型コロナを巡っては、イランのハッカーも治療薬「レムデシビル」を開発する米製薬会社への侵入を試みたと報じられている。

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