実際の感染者数「10倍か20倍か分からず」 尾身副座長

2020/5/11 21:22
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政府・新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長(地域医療機能推進機構理事長)は11日、国内の感染者総数の実態について「症状が軽い、ない人が多くいる。(実際の人数は)10倍か15倍か20倍というのは誰も分からない」と述べ、10日現在で約1万6千人との報告数を大きく上回る可能性があるとの見方を示した。参院予算委員会で福山哲郎議員(立憲民主)に答えた。

福山氏は、国内の感染者を報告数の10倍程度とする専門家の推定を示して「蓋然性があるのではないか」と質問。尾身氏は「今の報告数よりも多いのは間違いないと思うが、全ての人に検査をしているわけではなく、10倍かどうかは私には言えない」とした。

新型コロナ感染を調べるPCR検査の実施件数が国内では限られる上に、症状が軽くて感染に気付かない人も多い。

尾身氏の見解について安倍晋三首相は「無症状の感染者がかなり存在することを考えると、PCR検査だけで全ての感染者を把握するのは困難。PCRで確定した感染者よりも多いと考えているが、尾身先生の言う通り確たることは申し上げられない」と同調した。〔共同〕

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