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米中、新たな冷戦の淵に イデオロギー対立の様相も

本社コラムニスト 秋田浩之

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米中はいま、1970年代に和解して以来、最悪といってよいほど反目している。

両大国の関係については昨年ごろから、一部で新冷戦というフレーズがはやるようになった。だが、筆者はそのような表現は正しくないと考えていた。

40年超にわたり冷戦で対峙した米ソと異なり、米中には対決を防ぐ2つの歯止めがあるからだ。

第1に中国はソ連とちがって、共産主義を世界に広めようとしているわけではない。対立は経済や軍事の領...

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秋田 浩之

長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点とし、北京とワシントンの駐在経験も。北京では鄧小平氏死去、ワシントンではイラク戦争などに遭遇した。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。

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