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中南米航空大手アビアンカ、破産申請 新型コロナで

アビアンカ航空の航空機(4月、ボゴタ)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】中南米を代表する航空会社であるコロンビアのアビアンカホールディングスは10日、ニューヨークの連邦破産裁判所にチャプター11(連邦破産法第11条)を申請したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で収入が急減する中、コロンビア政府に支援を求めたが、合意できなかったという。今後、リストラによる再建を目指す。

アビアンカはコロンビアを拠点に中南米各国を結んでおり、域内シェアはチリのLATAM(ラタム)に次ぐ2位。中南米のほとんどの国が入国制限を発動する中、旅客需要の消失が直撃した。同社のアンコ・バンデルウェルフ最高経営責任者(CEO)は声明で「過去100年の歴史で最大の危機に直面している」として、再建に理解を求めた。

同社の2019年の売上高は46億2千万ドル(約4900億円)、最終損益は8億9千万ドルの赤字だった。地域経済の低迷でコロンビアやアルゼンチンの通貨が下落し、為替差損による特別損失が発生したことで最終赤字に転落していた。

業界団体の国際航空運送協会(IATA)によると、今年4月の世界の航空便数は前年同期比で80%減少したという。オーストラリアのヴァージン・オーストラリアやノルウェーのエアシャトル傘下4法人が経営破綻するなど、資金繰りに行き詰まる航空会社が世界中で相次いでいる。

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