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視聴覚障害者、コロナで「生活不便」7割 支援団体調査

新型コロナウイルスの感染拡大で、視覚・聴覚障害者の7割が生活に不便を感じ、5割超の人がコミュニケーションに不安を抱いている――。支援団体が4月下旬に行ったアンケートで、こうした実態が分かった。視覚障害者は人と距離を保つ「ソーシャルディスタンス」を取るのが難しく、聴覚障害者は相手の表情がマスクで読み取れずに苦労しているという。

アンケートは4月23~26日、一般社団法人「ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ」(東京)がウェブ上で実施し、165人が回答した。障害の内訳は視覚が71人、聴覚が80人、重複が7人、未回答が7人だった。

アンケート結果によると、買い物や健康管理など生活面で不便があると答えたのは70.3%。視覚障害者からは外出時に援助を頼みづらい、物や位置を手で触って確認するのに除菌アイテムが手に入らないとの声が上がった。聴覚障害者からは筆談をお願いしづらい、マスクで声が聞き取りにくいなどの意見が出た。

また56.4%の人が感染拡大後、コミュニケーションに不安や心配を感じると回答。「街で声を掛けられることが減り、孤独を感じる」と答えた視覚障害者もいた。

経済状況や雇用、学習での不安を訴えた人も53.9%に上る。「会社にもしものことがあれば、真っ先に障害のある自分が切られるんじゃないか」との声も寄せられた。

41.2%の人は新型コロナの情報取得が不便と感じたと答えた。聴覚障害者の比率が高く、相談窓口が電話しかない、全ての放送や動画に手話や字幕をつけてほしいといった意見が上がった。

ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの志村真介理事は「解決するのはたやすくないが、課題があることを広く認識してほしい」と話している。

〔共同〕

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