中国船が領海侵入、日本漁船を追尾 尖閣周辺で

2020/5/9 22:57
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第11管区海上保安本部(那覇)は9日、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局の船が8日午後4時50分ごろ、魚釣島の西南西約12キロの海上で、操業中の日本漁船に接近し、追尾したと明らかにした。海保が領海から退去するよう警告し、漁船の周囲に巡視船を配備して安全を確保した。漁船に乗っていた3人にけがはなかった。

沖縄県・尖閣諸島。手前から南小島、北小島、魚釣島(2012年9月)=共同

海保によると、尖閣周辺を航行中の中国船4隻が8日午後4時ごろから約2時間、相次いで領海に侵入。そのうち2隻が漁船に接近、追尾した。昨年5月にも同様の事案があり、2008年に中国船が尖閣周辺で確認されるようになってから今回で2回目という。

4隻は9日も尖閣周辺の領海外側にある接続水域を航行し、うち2隻は午後6時ごろから相次ぎ領海に侵入した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年9日目となった。

■外務省は厳重抗議

日本政府は、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に8日に侵入した中国海警局の船が日本漁船に接近して追尾したことに関し、中国政府に厳重抗議した。関係者が9日、明らかにした。

外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長は8日、在日中国大使館の郭燕公使に「尖閣諸島は日本固有の領土で、受け入れられない」と電話で抗議。中国外務省に対しても北京の日本大使館が同様に抗議した。

〔共同〕

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