/

河井夫妻を任意聴取 現金提供疑惑、連休中に広島地検

(更新)

自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反事件で、広島地検が案里氏と、夫の克行前法相(57)=自民、衆院広島3区=を、大型連休中に任意聴取していたことが9日、関係者への取材で分かった。広島地検は案里氏が初当選した昨年7月の参院選を巡り、広島県の地元議員らに現金を配った買収疑惑を集中的に捜査。夫妻に現金提供の有無などについて説明を求めたとみられる。

関係者によると、広島地検には東京地検特捜部の検事らが入り、捜査態勢を拡充。克行氏が陣営を取り仕切ったとみて捜査を進めており、夫妻の立件の可否を見極めるとみられる。

地検は今年3月、車上運動員に違法報酬を支払ったとして、公選法違反の罪で案里氏の公設秘書と克行氏の政策秘書を起訴。地検はその前、夫妻を複数回聴取している。

起訴後に多数の地元議員や首長への一斉聴取を始めた。4月末には県議会棟にある元県議会議長の檜山俊宏氏(75)ら自民党系県議3人の会派控室3カ所を家宅捜索。地検は夫妻側が案里氏への票の取りまとめを依頼し、現金を渡した可能性があるとみている。県議3人は取材に対し、授受を否定している。

一方これまでの取材で、少なくとも他の県議や広島市議、後援会役員、元陣営スタッフらへの現金提供が判明。金額は5万~30万円程度だった。「当選祝い」との認識を示す議員もおり、現金の趣旨が捜査の焦点になりそうだ。

地検は車上運動員を巡る事件で起訴した案里氏の公設秘書について、連座制の適用対象に当たるとみて迅速に審理する「百日裁判」を申し立てており、4月20日に初公判が開かれた。

禁錮以上の刑が確定後、広島高検が提起する行政訴訟で連座制の適用対象と認定されれば、案里氏の当選は無効となり失職する。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン