テスラ、中国工商銀から600億円融資 上海工場増強

2020/5/9 9:05
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テスラは2019年末に上海工場で主力車「モデル3」の生産を始めた=ロイター

テスラは2019年末に上海工場で主力車「モデル3」の生産を始めた=ロイター

【シリコンバレー=白石武志】米テスラは中国・上海市の工場での電気自動車(EV)の生産拡大に向け、中国工商銀行と最大40億人民元(約600億円)の融資契約を結んだ。テスラは同工場の車体の生産台数を増やすほか、車載電池を含めたEVの一貫生産に乗り出す方針を示している。借り入れた資金は運転資金に充てる。

7日付の米証券当局への開示で明らかにした。テスラは2019年末から上海工場で主力車「モデル3」の組み立てを始めており、20年半ばまでに生産台数を週4000台(年20万台規模)に引き上げる計画だ。テスラはこれまで同工場の建設費用などは現地の金融機関からの借り入れで賄う方針を示してきた。19年にも中国工商銀行などの銀行団と最大35億人民元の融資契約を結んでいた。

テスラは現在、米カリフォルニア州と上海市にEVの生産拠点を持つ。4月29日に開いた20年1~3月期決算の電話会見でイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は米中の既存工場を増強するとともに、欧州でも21年に新工場を稼働させ、同年中に世界のEV生産能力を現在の1.4倍の100万台超に引き上げると表明していた。

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