エリザベス英女王「平和こそ最大の貢献」 欧州終戦75年

2020/5/9 6:29
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テレビ演説をするエリザベス女王(8日、ウィンザー城)=AP

テレビ演説をするエリザベス女王(8日、ウィンザー城)=AP

【ロンドン=佐竹実】第2次世界大戦が欧州で終結してから75年となる8日、英国のエリザベス女王(94)はテレビ演説した。当時19歳だった女王は大戦で多くの命が失われたことに触れ、「彼らの犠牲への最大の貢献は、かつて敵だった国が友人となり平和や健康、繁栄に向けて手を携えることだ」と述べた。

新型コロナウイルスの感染拡大で、英国では外出禁止措置が続いている。エリザベス女王は「私たちが互いを守り、支えようとしている姿を、かつての勇敢な兵隊たちも称賛するだろう」と強く語った。街から人が消え、感染の終息が見通せない状況が続くが、「私たちの道は空っぽではない。互いの思いやりや愛情で満ちている」と先行きに希望を示した。

英国ではチャールズ皇太子やジョンソン首相も新型コロナに感染。国民の3万人以上が死亡した。エリザベス女王は退避生活を続けるロンドン郊外のウィンザー城でテレビ演説を収録した。

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