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NEC23年ぶり最高益、パソコン更新特需 20年3月期

NECは8日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前の期の2.5倍にあたる1000億円になったと発表した。従来予想を350億円上回り、23年ぶりに最高益を更新した。テレワークに対応したサービス事業が順調だった。パソコンの基本ソフト「ウィンドウズ7」のサポート終了に伴う買い替え特需が想定を上回ったことも利益を押し上げた。

最高益の更新は1997年3月期以来となる。テレワークの広がりに伴いセキュリティー対策関連のサービスで需要が増加した。同社は18年度に構造改革を実施。希望退職を募ったほか工場などを再編していた。20年3月期に子会社を清算完了したことに伴い税金費用が減少したことも業績に寄与した。

20年3月期の売上高は前の期比6%増の3兆900億円と従来予想から5%増えた。営業利益も2.2倍の1270億円と170億円上回った。

1~3月期は営業利益が前年同期比19%増の491億円。新型コロナウイルスの感染拡大による影響が一部であらわれ、コンピューターに使う部品の調達が遅延した。

企業向けパソコンの販売需要は旺盛だった。1月にウィンドウズ7のサポートが終わり、企業でパソコンの更新需要が発生し、関連サービスの需要も取り込んだ。次世代通信規格の5Gに対応した通信機器の販売や、医療機関向け電子カルテの売れ行きも良かった。

NECは20年3月期の決算発表は12日に予定する。中期計画として掲げた21年3月期の売上高3兆円は20年3月期で達成したが、営業利益は1500億円に設定する。新型コロナの感染拡大の影響が事業面にどの程度出るとみているのか注目される。

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