キリンとアサヒ、出荷前のビールを消毒用エタノールに

2020/5/8 17:26
保存
共有
印刷
その他

キリンビールとアサヒビールは8日、飲食店向けに出荷する予定だった工場内のビール在庫を活用して手や指に使う消毒液を生産すると発表した。茨城県の木内酒造(同県那珂市)にビールを運び、蒸留設備でアルコール度数70度の消毒用エタノールを生産する。同県と県内4市に無償で提供する。

キリンとアサヒは茨城県内に主力工場がある。新型コロナウイルスの影響で飲食店向けのビールの販売量が減少するなか、木内酒造の働きかけに協力することにした。

キリンとアサヒはそれぞれ工場内の在庫として持つ20リットル入りの樽(たる)に入ったビール約600本分を木内酒造に提供する。木内酒造は八郷蒸留所(茨城県石岡市)でビールを蒸留してアルコール度数が70度の消毒用のエタノールを1260リットル生産する。

製造にかかる費用は3社で分担して負担する。5月中旬以降に茨城県や、県内の守谷市、取手市など4市に無償で提供する。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]